有明未利用熱利用促進研究会の概要
当研究会は2015年7月に九州地中熱利用促進研究会として設立しました。
その後、佐賀平野を中心に地中熱以外の熱エネルギーも利用することを目標とし、
「有明未利用熱利用促進研究会」に名称を変更致しました。
未利用熱利用システムの技術向上と普及を目的として、
現在、建設、設備、メーカー、大学、銀行、NPO法人等、26者で活動しています。
地中熱を利用したモデルルームでの見学会開催、地中熱空調システムの実証事業、
国等の補助金サポート、展示会への出展等の普及活動、未利用熱利用システムの研究開発を行っています。
地中熱の認知度が低い中で普及活動を進めるには、当地域でも地中熱利用の有効性を示す実証データを取ることが必要であると考え、空調システムの実証事業を実施しています。
一方、地域特性についてみると、有明海沿岸は佐賀、長崎、福岡、熊本と4県にまたがっており、
平野部に均一な地盤が広がっているため掘削費用を抑えられる可能性があります。
研究会一丸となり、地域に最適なシステムの開発を進め、大規模施設や公共施設、住宅、園芸施設等へ普及を進め、地域の低炭素化の一助となるよう努力したいと考えています。
有明未利用熱利用促進研究会役員
理事長
野田豊秋 野田建設株式会社
副理事長
内田良平 株式会社坂田組
理事
中島信哉 株式会社中島工務店
監事
宮川丈司 株式会社ワイビーエムサービス
事務局
甲斐夕加里 株式会社バイオテックス